収入と幸福
どれくらいの収入があれば「高額」だといえるのでしょう。
金川顕教は、トーマツに勤めている間に
最初は高給だと思っていた収入についても疑問が出てきました。
当時読んだビジネス誌には
「年収1000万円くらいが一番生活に困る」という記事も掲載されていました。
年収1000万円というと、一般的には「高給取り」のイメージを持つと思います。
金川顕教もトーマツに入ったころは
「30歳になるころには年収1000万円だ」と浮かれていたので、
冷や水を浴びせられたような感じでした。
なにが問題なのでしょう?
まず、年収1000万円の男性と結婚すると、
奥さんは「うちの旦那はお金持ちだ」と安心して自分は働かない人が多いらしいです。
そして、子どもを私立の学校に通わせたり、高いベビーカーを買い、家を買って、
贅沢な旅行を計画したりします。
奥さんのお金の使い方の原因は、
多くが「奥さま同士」の見栄が原因だという話があります。
だけど、会社員で年収1000万円だと手取りは月50~60万円くらいです。
それは、例えば子どもが通う学校のママ友のダンナである
年収数千万円のお金持ち経営者の真似をして贅沢できるほどの収入ではないので、
年収1000万円なのに預貯金ゼロどころか、カードなどで借金がある家庭も多いそうです。
高学歴、高収入、安定した職業、
一昔前の「モテる」条件は、未だに女性の間では根強く残っています。
これらをクリアしていれば一生安泰というイメージがあるんです。
実際金川顕教もそのイメージを強く持っていました。
でも、いろいろと調べていくにつれ「本当のお金持ち」の実態が分かってきました。
どうやら、桁外れのお金持ちたちは「肩書き」や「安定」からは
無縁の生活を送っているようなんです。
金川顕教はもともと起業を目標に生きてきたわけではありません。
会社勤めに我慢ができなくて自由とお金を求めて逃げていった側の人間です。
だから、真面目に毎日定時に出社して、
会社や上司の理不尽な要求に応え社の業績をあげて、
家族のためにがんばり続けるサラリーマンを今は尊敬しています。
金川顕教
